「せっかくインプラントを入れるなら、できるだけ長く使いたい」——これから治療を考えている方にとって、寿命は気になるところではないでしょうか。まとまった費用がかかる治療だからこそ、「何年くらいもつのか」「どうすれば長持ちするのか」を知っておきたいと感じるのは自然なことです。
むらつ歯科クリニックは博多駅博多口から徒歩3分。医院としてインプラント治療に長年向き合い、累計13,328本(院内集計)の治療にたずさわってきました。大切にしているのは、あなたの健康・全身の健康を考えたインプラント治療です。このページでは、インプラントの寿命の考え方と、長く快適に使い続けるために大切なことを、やさしくご説明します。読者の方が治療後をイメージしやすいよう、要因ごとに整理しました。
インプラントの寿命はどのくらい?
インプラントに「何年で寿命を迎える」という明確な期限があるわけではありません。研究では、治療後10年時点でも多くのインプラントが機能していることが報告されています。ただし、実際にどのくらい使えるかは、お口の状態やメンテナンス、噛み合わせ、生活習慣などによって異なります。
ここで知っておきたいのは、インプラントが「入れて終わり」の治療ではないという点です。天然の歯と同じように、周りの歯ぐきや骨の健康を保ち、日々のケアと定期的なメンテナンスを続けることが、長く使えるかどうかを大きく左右します。逆にいえば、正しく手入れを続けることが、良い状態を長く保つ近道になるでしょう。
インプラントの寿命を左右するもの
インプラントがどのくらいもつかには、いくつかの要因が関わっています。代表的なものを順に見ていきましょう。
インプラント周囲炎(歯周病のようなトラブル)
インプラントを長く使ううえで注意したい代表的なトラブルの一つが、インプラント周囲炎です。これは、インプラントの周りの歯ぐきや骨に炎症が起こる、歯周病に似たトラブルです。お手入れが行き届かずに汚れ(プラーク)がたまると、歯ぐきが腫れたり、進行すると骨が溶けてインプラントがぐらついたりすることがあります。天然の歯の歯周病と同じように、初期は自覚しにくいため、日々のケアと定期的なチェックで早めに気づくことが大切です。
かみ合わせの負担
かみ合わせのバランスも、インプラントの寿命に関わる大切な要素です。特定のインプラントに過剰な力が集中したり、歯ぎしりや食いしばりの癖があったりすると、被せ物やインプラントに負担がかかりやすくなります。当院ではインプラント治療において、かみ合わせを大切にしています。ただ噛める状態を目指すだけでなく、特定の歯やインプラントに過度な力が集中しないよう、力のかかり方まで考慮して治療を行っています。
メンテナンスと日々のお手入れ

そして、もっとも身近で重要なのが日々のお手入れと定期的なメンテナンスです。毎日の歯磨きでインプラントの周りを清潔に保ち、歯科での専門的なクリーニングやチェックを定期的に受けることが、トラブルを防ぎ、良い状態を保つ土台になります。喫煙習慣や、糖尿病をはじめとする全身状態が影響する場合もあるため、生活習慣も含めて見ていくとよいでしょう。
インプラントを長持ちさせる方法
インプラントを長く快適に使い続けるために、ご自身でできること・歯科で受けることをまとめると、次のようになります。
- 毎日の丁寧な歯磨きで、インプラントの周りを清潔に保つ
- 歯間ブラシやデンタルフロスも使い、被せ物のきわの汚れを落とす
- 定期的にメンテナンスを受け、専門的なクリーニングとチェックをしてもらう
- かみ合わせを定期的に確認し、必要に応じて調整する
- 歯ぎしり・食いしばりの癖がある場合は歯科に相談する
- 喫煙を控え、持病があれば主治医と連携しながら管理する
これらは特別なことではなく、続けていくことに意味があります。とりわけ定期的なメンテナンスは、初期の小さな変化に気づき、早めに手を打つための大切な機会です。次にご紹介するように、当院では治療後を支える体制を整えています。
約1時間、お悩みとご希望をじっくり伺います。セカンドオピニオンも歓迎です。
治療後も長く支える、むらつ歯科クリニックの体制

インプラントは、入れてからの付き合いが長く続く治療です。だからこそ当院は、材料の選定から治療後のケアまで、長く安心して使っていただくための仕組みを用意しています。
ストローマン社「ロキソリッド」を使用
当院では、ストローマン社の「ロキソリッド」を使用したインプラントを採用しています。ロキソリッドは、チタンにジルコニウムを配合したストローマン独自のインプラント材料です。体の中に入り、長く使い続けるものだからこそ、材料の品質にはこだわっています。ロキソリッドの特徴についてはストローマン社ロキソリッドのページで詳しくご紹介しています。
10年保証
当院のインプラントには、10年保証が付いています。10年以内に上部構造(被せ物)やインプラント本体にトラブルが生じた場合、再治療を無料で行います。保証を受けるための条件は、最低でも年2回のメンテナンスを受けていただくことです。これは、定期的にお口の状態を確認することが長持ちにつながるという考えにもとづくものです。保証の内容や条件は10年保証のページで詳しくご確認いただけます。
会員制ケアサロンでのアフターケア
より手厚いアフターケアをご希望の方には、会員制のケアサロンもご用意しています。年会費33,000円で、年4回の専門的なメンテナンスを受けられる仕組みです。治療して終わりではなく、その後も長くお口の健康を支えていくための場としてご活用いただけます。
インプラント治療は公的医療保険の対象外の自由診療です(1本あたり定額498,000円・税込)。外科手術をともなうため、術後に腫れ・痛み・出血・内出血が生じることがあり、まれに感染や、インプラントが骨とうまく結合しないことがあります。下顎の神経に近い部位では知覚の異常(麻痺)が起こる可能性もあります。治療後はインプラント周囲炎を防ぐための定期的なメンテナンスが必要で、受診が途絶えると使用できる期間が短くなることがあります。骨や全身の状態によっては適応外と判断される場合があり、効果・経過・使用できる期間には個人差があります。
※10年保証の適用には、最低年2回のメンテナンス受診が条件です。再診料などの諸経費は別途かかります。保証は治療の結果をお約束するものではありません。
よくあるご質問
インプラントは何年くらいもちますか?
インプラントに一律の寿命が決まっているわけではありません。治療後10年時点でも多くのインプラントが機能していることが報告されていますが、実際にどのくらい使えるかは、お口の状態や噛み合わせ、日々のお手入れ、メンテナンスなどによって異なります。
インプラントも虫歯や歯周病になりますか?
インプラント自体は人工物のため虫歯にはなりませんが、周りの歯ぐきや骨には、歯周病に似たインプラント周囲炎というトラブルが起こることがあります。お手入れとメンテナンスで予防することが大切ですので、定期的な受診をおすすめします。
メンテナンスにはどのくらいの頻度で通えばよいですか?
当院の10年保証では、最低でも年2回のメンテナンス受診を条件としています。より手厚いケアをご希望の場合は、年4回の専門的メンテナンスが受けられる会員制ケアサロンもご用意しています。お口の状態に合わせてご案内します。
治療後にトラブルが起きたら費用はかかりますか?
10年以内に上部構造(被せ物)やインプラント本体にトラブルが生じた場合は、10年保証の対象となり、再治療を無料で行います。ただし年2回以上のメンテナンス受診が条件となりますので、定期的なご来院をお願いしています。
関連ページ
- 失敗・トラブルを防ぐには?(インプラント周囲炎)周囲炎の原因と予防のポイントを解説
- 10年保証・保証の条件年2回のメンテナンスで受けられる保証内容
- 使用するインプラント(ストローマン ロキソリッド)長く使い続けるための材料へのこだわり
- インプラントについて(基礎知識)治療の基本をまとめて確認できるページ
長く使うためのご相談も、まずは無料相談へ
インプラントを長持ちさせるうえで、治療前に寿命やメンテナンスの考え方を知っておくことは、これから先の安心につながります。むらつ歯科クリニックでは、インプラントの無料相談を実施しています(約1時間・理事長が対応)。他院で受けた治療についての無料セカンドオピニオンにも対応しています。寿命やメンテナンス、保証のことなど、気になる点を何でもお尋ねください。ご予約や詳しいご相談は無料相談のご案内のほか、お電話(092-476-0808)・LINE・WEB予約から承っています。博多駅博多口から徒歩3分です。
